ごあいさつ
豊かな自然に育まれ、長い歴史と伝統が息づく山紫水明の地、会津若松は、数多くの名所旧跡や昔ながらの街並みが今も残る観光都市です。中でも会津のシンボル鶴ヶ城は、昭和40年に再建されて以来、会津観光の中心施設として多くの市民や観光客の皆さんに愛され、親しまれています。
平成23年3月には、天守閣を幕末当時と同じ赤瓦へ葺き替え、白虎隊士も仰ぎ見たであろう全国で唯一の赤瓦の天守閣に生まれ変わりました。新緑の中に佇む鶴ヶ城は得も言われぬ美しさです。この鶴ヶ城の元、全国城サミット福島大会を開催できますこと、誠に嬉しく思います。
この大会を機に、全国の城下町と新たな絆を築いていけますよう、努力して参りたいと存じます。
さて、本市には鶴ヶ城の他、飯盛山や御薬園、東山・芦ノ牧温泉、まちなかに点在する歴史的建造物の数々など、見どころが数多くあります。こづゆやにしんの山椒漬け、そば等の郷土料理、ソースカツ丼やカレー焼きそばといったご当地グルメもお楽しみいただけます。特に、本年は、本市出身の新島八重を主人公にした大河ドラマ「八重の桜」が放送され、たくさんの方々に会津に足を運んでいただいております。皆様にも、ぜひ本市の魅力を余すことなく体験していただきたいと思っております。
平成25年3月
第一回全国城サミットふくしま大会
実行委員長・会津若松市長 室井 照平